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ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- 感想

劇場版SAOを公開初日に見てきました。

 

エンドロールを終え、照明の点灯とともに抱いた率直な感想は、

『今まで見た映画の中で最高』

静かにですが、そう強く感じました。

 

私が最近見た映画は「君の名は」でした。

こちらも見た直後は最高だと感動しましたが、今思うに SAO と 君の名は とでは最高だとジャンルといいますか、種別が違う気がします。

 

なので、私は SAO が最高の映画だと思ったわけですが、私の中でも SAO>君の名は になっているわけではありません。

 

わかりにくくなってきたので、簡単に表現してしまえば、SAOの方が感動した部分が多かったという感じです。

 

さて、私がどこに感動したか。

こうして文章に書き起こそうと思った箇所は3つです。

1、ARでのキリトの苦戦

2、ARに順応し始めるキリト

3、VRでのキリトの無双

 

まず1について

物語序盤、キリトはAR(拡張現実)での戦闘を経験するわけですが、VR(仮想現実)とは違って現実での身体能力が必要とされるなど、VRに慣れているキリトにとってARでの戦闘は難しいものでした。

他のVRプレイヤーも少なからず感じたでしょうが、そもそもARに否定的かつVRにて最強とも呼ばれたキリトにとってAR戦闘はあまり面白く感じなかったと思います。

 

SAOやALO、GGOで無双をしてきたキリトが活躍できない。

これはキリトはもちろん、視聴者にとっても苦難です。

「キリトは最強」

というイメージがついているため、

「全く歯が立たず苦戦」

という姿は、視聴者にとって苦難なのです。

さらに、視聴者が苦難と感じるのは、キリトが苦戦している理由がAR戦闘にあるということです。

AR戦闘ではVRとは違って身体能力が重要視されますが、これは解決し乗り越えていくことが大変難しいです。

ましてや短期間でどうなるものでもないです。

 

完全アウェーのキリト。

それを見てやきもきする視聴者。

しかし、現実味があるのでそんなキリトに同情してしまう。

序盤に作るべきこの流れを、「主人公が最強」という設定を崩すことなく、リアリティをしっかり保ちながら作り出している。

 

私はここに感動したのです。

 

 

 

次に2について

視聴者をやきもきさせるキリト。

しかし、彼もやられっぱなしではありません。

身体能力こそゲームでレベルを上げるようには強化できませんが、AR戦闘に慣れることでキリトは強くなっていきます。

ただ、これだけではキリトらしさというか無双している感じが出ません。

 

しかし、その後キリトらしいシーンが出てきます。

ARでの戦闘(イベント)が行われる会場から会場へ、ユイに情報を集めてもらいつつそれを最短ルートで撃破していく。

 

「さすがゲーマー」と、謎の感動でした。

 

オーディナル・スケールでの順位は一気に上昇していきます。

キリトらしさ、強さや凄さといったものが終盤に向けてだんだんと増えていきます。

序盤中盤にかけて溜まっていた視聴者の、ある意味ストレスのようなものはだんだんと発散されていくわけです。

 

そして、エイジとの決戦ではエイジのその強さの理由を見抜き、見事勝利。

ARでもそういう強さは健在でした。

 

 

 

最後に3について

物語も終盤、戦場はVRへと移りキリトは本領発揮!?

と思いきや、相手はSAOの100層のボス。

これには普通にキリトも苦戦してしまいます。

しかし、ここで助っ人が登場!

私も助けが来るだろうなとは思っていましたが、まさかSAOを始めALO、GGOまでのキャラが助けに来るような形になるとは思いもせず、驚きと感動が止まりませんでした。

そして、キリトには二本目の剣が。

 

キリトが双剣使いであることをすっかり忘れていました。

二刀流となったキリトは圧倒的強さでボスへ攻撃。

あと、戦闘中アスナと一緒にユウキが現れていたりなど、涙腺を刺激する展開の連続でした。

 

しいて言えばクラインの出番がry

 

VRでの戦闘後もキリトの活躍により事態は収拾。

私の感動は収拾がつきませんでしたが。

 

 

 

序盤では、もどかしさを感じつつも主人公に同情してしまう。

中盤では、もどかしさを残しつつも主人公らしい戦いを繰り広げる。

終盤では、主人公パワー全開。

 

オーディナル・スケールで私が感動したのはもちろんここだけではありませんが、強く印象に残ったのはこの流れでした。

美しいとさえ思いました。

 

アニメでのSAOを見て抱いた感想は、なんら他のアニメと変わらないものでしたが、この劇場版を見てSAOが好きになりました。

 

ここまで読んでくださる方が現れるかは、私には予言できかねることなのですが、もしここまで辿り着いた方がいましたら、私はあなたに「感動を文章に書き起こすこと」を是非して欲しいと訴えたいです。

 

時間が経てば、どんな感動も薄れます。

最も強い印象だけが残り、その理由は忘れていく。

どうかその前に、気持ちを言葉に表してみて欲しいのです。

文章にしようとすることで、その作品への理解が深まり、よりその作品を好きになれると思いますよ。

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。